樗谿【その1・調べてみた】情報データ収集_鳥取東照宮(樗谷神社・因幡東照宮)・樗谿公園

樗谿【その1】調べてみた 情報データ収集

樗谿を調べてみた。
樗谷神社の現在の名称は「鳥取東照宮」
2011年(平成23年)10月27日に改称された。

■「樗谿」って何と読むの?

・「おうちだに」か「おおちだに」。
・「おうちだに」が主流のようだ。

■歴史は?

徳川家康
・1543年1月31日(天文11年12月26日)生誕。
・1616年6月1日(元和2年4月17日)駿府城にて死去。
・亡骸は久能山(現静岡県・久能山東照宮)に葬られ、1年後に日光山(現栃木県・日光東照宮)に改葬された。

慈眼大使(天海)
・天台宗の僧。
・徳川家康の側近であり、家康を東照宮大権現と神格化。

池田光仲
・1630年7月27日(寛永7年6月18日)~1693年8月8日(元禄6年7月7日)
・岡山藩主池田忠雄の長子、江戸藩邸で生まれた。
・1632年(寛永9年)3歳で因幡国鳥取藩初代藩主となる。
・1648年(慶安元年)3月鳥取へ初入国。
・家康のひ孫。

長寿院
・1639年(寛永16年)長寿院が鳥取市栗谷に建てられ、慈眼大使(天海)が弟子の栄春を送った。
・1648年(慶安元年)長寿院で家康の三十三年忌。

鳥取東照宮(樗谷神社・因幡東照宮)
・1648年(慶安元年)鳥取藩初代池田光仲が、幕府に東照宮勧請を願い出る。同年12月に許可を得る。
・1650年(慶安3年)4月に創建。御神体は9月12日に鳥取着、16日に遷宮。以後、東照宮や因幡東照宮、御宮と呼ばれる。
・1868年(明治元年)明治政府の神仏分離令。東照宮に隣接した別当寺の大雲院は移転。
・1874年(明治7年)樗谿神社に改称。県社。
・1897年(明治30年)大雲院跡地に西町にあった招魂社が遷座転入。招魂社は1939年(昭和14年)に護国神社に改称。
・1900年(明治33年)樗谷神社を分霊して、北海道空知郡岩見沢村の開拓地に鳥取神社(現・東神社)を勧請。
・1912年(明治45年)鳥取市が東京府園芸技師長岡安平氏に委託して樗谷公園の計画図・設計書。その後計画は一部施工に止まる。※公園の歴史は以後省略。
・1974年(昭和49年)護国神社(旧・招魂社)が鳥取市浜坂に遷座。
・2011年(平成23年)10月27日樗谷神社を鳥取東照宮(宗教法人鳥取東照宮で登記)に改称。
・祭神は主神に東照大権現たる徳川家康、配神として池田忠継・忠雄・光仲・慶徳が合祀されている神社。
・本殿、唐門、幣殿、拝殿は、国の重要文化財。
・現在の社殿は1650年(慶安3年)の創建当時のもので、江戸時代初期の神社社殿建築の遺構として貴重。
・鳥居の「東照宮」の額は、尊純法親王(青蓮院宮尊純法親王)のもの。
・本殿扉上の桁の鷹の彫刻は、左甚五郎の作と伝えられている。

長岡安平(ながおか やすへい)
・1842年~1925年
・造園家で、日本人初の公園デザイナーとされる。
・公園内に植える植物は、その土地に適した自然木でなければならないとし、地域の自然特色を生かす設計に努めた。
また、人の眼を楽しませる花も必要とするとした。

左 甚五郎(ひだり じんごろう)
・彫刻職人。
・人名ではなく工匠たちの代名詞とか一人ではない、架空の人物といった説もある。
・日光東照宮の眠り猫、出雲大社の八足門や蛙股の瑞獣など、甚五郎作といわれる彫り物は全国各地にある。
・鳥取県八頭町にある西橋寺本堂の「波に兎」も甚五郎作とされている。

大雲院
・東照宮に隣接した別当寺で、東照宮に隣接していた。
・創建時は淳光院で、僧侶が変わるたびに寺号も変えた。
・1815年(文化12年)から、池田輝澄の院号の大雲院に定まる。
・祭祀を司り、歴代徳川将軍の位牌所や池田家歴代の祈願所でもあり、鳥取藩内の天台宗寺院を管轄していた。
・1868年(明治元年)、明治政府の神仏分離令により移転。
・現在の大雲院は、市内立川町の霊光院に移転している。
・大雲院の跡地一帯は招魂社を経て、公園に整備されている。

鳥取東照宮の宝物
・「甲冑」池田光仲など池田家の藩主が納めた甲冑
・「太刀」神剣として奉納されたもの
・「鷹図(松に白鷹・梅に白鷺図)」狩野探幽画。 家老の荒尾志摩が寄進。
・「三十六歌仙扁額」絵は狩野探幽画。歌は青蓮院宮尊純法親王筆。36の扁額すべてが現存。
(三十六歌仙:藤原公任の「三十六人撰」に載っている36人の歌人)

大雲院の宝物
・「仏画」神仏を対比させて描いた画
・「家康画像」江戸の寛永寺より納められた。
・「紙本金字法華経」鎌倉時代の法華経

狩野探幽(かのう たんゆう)
・1602年3月7日(慶長7年1月14日)~1674年11月4日(延宝2年10月7日)
・江戸時代の狩野派を代表する絵師

尊純法親王王(そんじゅんほっしんのう)
・青蓮院宮尊純法親王(しょうれんいんのみやそんじゅんほっしんのう)
・1591年12月1日(天正19年10月16日)~1653年6月21日(承応2年5月26日)
・天台宗の僧であり、能書家

●鳥取県
http://www.pref.tottori.lg.jp/
とっとりの名宝を訪ねて<第6回>
東照宮(とうしょうぐう)の名宝
―樗谿(おうちだに)神社と大雲院―
http://www.pref.tottori.lg.jp/69243.htm
とっとりの名宝を訪ねて<第20回>
狩野(かのう)探幽(たんゆう)筆「三十六歌仙図扁額(へんがく)」
─鳥取市・樗谿(おうちだに)神社蔵─
http://www.pref.tottori.lg.jp/94963.htm
●鳥取県文化観光局
http://yokoso.pref.tottori.jp/dd.aspx?menuid=1
樗谿公園~樗谿神社(おうちだに・おおちだに)
http://yokoso.pref.tottori.jp/dd.aspx?itemid=46202
●樗谿を歩く
―歴史と自然のフィールドワーク―
編集・発行:鳥取市歴史博物館
●因幡地方の歴史と文化
~資料が語る鳥取の地域像~
編集:鳥取市歴史博物館
発行:(財)鳥取市文化財団


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